Bloody Monday

BLOODY MONDAY(1) (講談社コミックス)

BLOODY MONDAY(1) (講談社コミックス)

昨日は相変わらず週刊少年マガジンなどを買って読んでいる永遠の少年な僕なのですが、やっぱりこの漫画は面白いんじゃないかなあ、と思ったので書いてみます。

この漫画はサスペンス漫画です。テロ組織 vs 少年ハッカー+様々な組織、という構図です。ただ、そんなシンプルな構図では割り切れず、スパイが紛れ込んでいたり、色々なケースがあります。

で、まあ僕は人に面白さを説明するのがとても下手な人なので、うまくいえないのですが、この漫画の面白さは単純に「構成」にあります。登場人物の造詣、特に悪役側の人物造詣がとてもよく出来ている。また、絵もかなり気合が入っている。

さらにストーリーも結構よく練られています。今回の話では、犯人の護送をしている車に乗り合わせた人間は四人。一人は主人公、一人は犯人、二人は警察組織なのですがうち一人はスパイ、という状態でストーリーが進んでいます。で、今、二人の警察組織の人間のうち、どちらがスパイなのか、というところで話が進んでいます。

まるで人狼ゲームみたいな展開で、個人的にはここに紹介するぐらいわくわくしています。とりあえず少年漫画系の中ではかなりちゃんと作りこみされている作品に見えます。サスペンス系が好きな方はお勧め。